伊豆緑産の緑化greening
雄山の噴火による避難指示が解除された年の2005年。疲弊した三宅島の復興を目的に、伊豆緑産は誕生しました。公共事業をする中で得た技術を緑化活動に取り込み、緑化事業で培ったノウハウを公共事業に生かす。それが伊豆緑産の緑化事業です。
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新技術で緑化
特許取得した「東京クレセントロール(ToCR)」をはじめ、様々な緑化技術の研究、資材開発を行っています。
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ドローンを使った緑化
立ち入りが難しい場所、足場の悪い場所までの資材運搬や測量などにドローンを活用。効率の良い作業が可能になりました。
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「花いっぱい運動」で緑化
観光立島として、島を花で埋め尽くそうという運動に協力。ガクアジサイやタマアジサイなど、三宅島の在来種の苗木の生産、植栽を行っています。
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ボランティア支援で緑化
三宅島を訪れて緑化運動に参加してくださる各種団体様のボランティア活動を支援。苗木の準備から仮設トイレの設置まで、トータルでお手伝いしています。
東京クレセントロール(ToCR)はToCR
土壌保全と緑化促進
を目的とした新形態の資材です。
一般的な斜面はもちろん、急傾斜地、岩盤、泥土、火山灰土などさまざまな地形・地質/土質に適用できます。
設置はToCR両端をアンカーで固定するだけなので短期施工できます。
特開 2015-143468
商標登録 2013-47699
NETIS番号:東京クレセントロール®(ToCR) KT-150032-A
東京クレセントロール5つの特徴features
土壌保全、排水、および植生回復支援機能を兼ね備えた極めて小さいダムといえます。
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短期施工
設置方法は、三日月形のToCRの両端をアンカーで固定するのみです。
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フィルター機能
斜面上方から流下する泥水を浄化することができます。
貯砂と同時に一時的に貯水しつつ浄排水することができるので、斜面上方からのToCRにかかる土圧・水圧は小さくなります。 -
地形の加工が不要
ToCR設置では、地形の加工、全面被覆しません。これまでの山腹保全施工に見られる山肌の形状変化はほとんどありません。
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植生回復効果
設置場所の周囲は表層土壌の動きが抑えられ、さらにToCR自体も根系の進入を受けやすいので、植生回復の起点になります。
またロール内や周囲に苗や種子を組み込むこともできます。 -
施工による現地環境への大幅な負荷を軽減
特殊な場合を除き、重機に頼らない施工法であり、現地発生素材を使用することができ、植生環境や土壌生態系への負担を大きく削減します。